我が町、多部田町にはあの有名な佐倉宗吾と同じように住民のために一命を捧げた崇拝すべき人物がいました。名前は樰澤善右衛門といい、年貢の増収を図るため検地に来ましたが、農民の苦しいの生活を慮り領主に農民の窮状を訴えて自らは切腹した人物であります。義民ではなく義士という点が佐倉宗吾とは異なるところで、義民への思いとは少し違ったものを感じます。
今年、樰沢様の碑の周りの木を伐採して新たな環境に移し替えました。今まではすぐ目の前を通っても気付かない人が多かったと思いますが、これからは国道126号線からローズタウンに行く道路を通る人はきっと樰澤様の碑に気付くことでしょう。
近くにお出での際は樰澤様の碑にぜひお立ち寄りいただきその偉業を確認してみて下さい。
