ICU症候群
今年に入って2ヶ月間心不全で入院しました。インフルエンザにかかって寝込んでいて、気が付いたら横になると息苦しくなり体を立てないといられなくなりました。かかりつけの医院にいき診ていただくと、「心不全ではないか?」と言われ「すぐに大きな病院に行き診て貰ったほうが良い。」との診断でした。
すぐに近くの病院で診察を受け、結果はやはり心不全で即入院。それから手術を含め退院まで2ヶ月間病院暮らしでした。手術は上手くいき、その後の痛みなどはありませんでした。 しかし手術後ICU治療室に入っているときはいわゆるICU症候群と呼ばれている症状が現れ非常に辛い思いをしました。時間が止まったように遅々として進まず、一眠りして1時間ぐらいは経過したかなと思い時計を見るとまだ5分くらいしか経過していなかったり、もう一夜明けたかなと思って時計を見るとまだその日の夕方6時頃であったりもした。そんな時には大きな声で叫びたい衝動にかられることもありそれを抑えることに必死であったことも。また薬の影響かもしれないが起きているのか眠っているのか自分でも分からない状態になることがあった。後日看護してくれた方に話を聞くと妄言のような事も言っていたようだ。それに加えて水分の摂取量が決まっていたのでそのことも非常に辛く、常に水を欲し喉もカラカラの状態であった。TVもラジオもあったのだが全く聞いたり見たりする気も起こらず、ただひたすらICU治療室を出たいという一心で耐えていた状態であった。狂気と正常の狭間のほとんど狂気よりの精神状態であったと思う。とはいうもののもちろんICU治療室に入った患者が全て私と同じ状態になるわけではなく、高齢者の男性に多く見られるといいます。 私はICU治療室から出ても幻視や味覚障害が残った。しかしICU治療室にいた状態から比べればほんの些細なことに感じられる。味覚障害は今でも残っている。ただ体調が戻ればそんな症状も改善されるのではないかと期待しています。
by space356
| 2019-04-25 13:55
| 日常
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